■たのしくおいしい! ミュージアムカフェ
藤子・F・不二雄ミュージアムの3階にあるカフェは、広々とした空間と開放的な窓が特徴的な憩いの場。館内と同じく、いたるところに遊び心が隠れています。扱っているメニューは、定番のほかに季節限定・期限限定メニューが多数。季節のイベントや企画展に合わせて訪れるのもたのしそうです。
ドラえもんソボロンヌ(1,600円)
鶏、たまご、枝豆からなる3層のそぼろご飯に、かにクリームコロッケとタコさんウインナーとスープが添えられたセットです。全体的に子どもが好きそうなしっかりまとまった味付けで、ご飯の厚みもある満足感の高いメニュー。この「ドラえもんの風見鶏」をかたどった器は他でも使われており、現在 (2019年5月) は「ドラえもんタコライス」という夏メニューが展開されています。
ドラえもん フロートマシュマロコーヒー(600円、コースター付き)
今回は、ラテアートではなくこちらをチョイス。館オリジナルのブレンドの上に、手を添えたドラえもんがぷかぷか浮かんでいます。コーヒーが予想以上にしっかりしていたので、小さなお子さんには少々早いかもしれません。実際に、注文はお子さんがして飲むのはお父さん……という場面もあるそうです。
■ギフトコーナー 藤子屋
カフェと同じく、3階にあるお土産もの屋さん。どら焼きやマシュマロ、アンキパンラスクにおかきといったお菓子中心の売店です。とてもかわいい入れ物や包装が多いので、お土産に買って帰ると喜ばれること間違いなし。食べた後の入れ物を小道具入れなどに使う方も多いそうです。
■ミュージアムショップ
1階にあるミュージアムショップは、日用雑貨から企画展のアイテム、お菓子や人形、Tシャツまで揃える幅の広いラインナップ。「きれいなジャイアン」系も充実しています。「ON-Naji!」というドラえもんとのび太が同じ行動をしている絵柄のようなシリーズを、シリーズごと集めてみても楽しいですよ! また、お子さん連れの方の中には、オレンジにギザギザ黒ラインの入った「ジャイアンのTシャツ」を買っていかれる方も。海外からのお客さんも多く、のび太の格好をした子がドラえもんグッズを買っていたのでなんだかほっこりしました。
■「お写真わたしが撮りましょうか?」
ピー助やどこでもドアの前で、ミュージアムのスタッフさんがファミリー客に優しく声をかける――そんな姿がとても印象的だった「藤子・F・不二雄ミュージアム」。どのスタッフさんも全体的に「この空間が好き!」という雰囲気を醸し出していて、とても好印象でした。館内ですれ違う方々もウキウキして見えたのは、取材時私自身が心躍っていたからかもしれません。
お子さん、お母さん、お父さんのみならず、時には祖父母も一緒に親子3代で来館して、キャラクターたちと一緒に様々な季節のイベントを楽しむ姿がある。来る人みんなが笑顔になって幸せな時間を過ごせる空間、それこそが「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」ではないでしょうか。一度と言わず何度でも訪れてみたいスポットです。
■スポットデータ
【住所】 | 〒214-0023 神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1 |
【電話】 | 0570-055-245(9:30~18:00) |
【開館時間】 | 10:00~18:00 |
【入館時間】 | 10:00、12:00、14:00、16:00(入館締切は各30分後) |
【休館日】 | 火曜日、年末年始 |
【入館料】 | 大人・大学生1,000円/高校・中学生700円/子ども(4歳以上)500円/ ※ 3歳以下は無料。 |
【HP】 | 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム |
※ 臨時休館日は事前にHPにてご確認ください。
※ 駐車場はありません。ただし駐輪場はあります。
※ 日時指定の予約制。チケットはローソンでのみ事前購入可能です。
※ ミュージアムでのチケット販売はしておりません。
※ 「入館チケットはローソンのみで購入可能」というシステムなので、行かれる方は事前に購入する必要があります。
■バスでの行き方
【登戸駅から】 |
川崎市バスによる直行便が出ています。このシャトルバスはFキャラクターズのラッピングバスなので、入館前から世界観へ浸りたい方にはおすすめ! |
【溝の口駅から】 |
6番乗り場から出ている「溝06」の「登戸行き」「向ヶ丘遊園南口行き」に乗り、「藤子・F・不二雄ミュージアム」へ。 |
【二子玉川駅から】 |
1番乗り場から出ている「向02」の「向ヶ丘遊園南口行き」に乗車します。 |
【梶が谷駅から】 |
1番乗り場から「向01」の「向ヶ丘遊園南口行き」に乗っていきましょう。 |
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オバケのQ太郎/©藤子プロ・藤子スタジオ
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爪に火をともすように、人生を転がり落ちてきたモホークカメライター。
グルメやサブカル全般、格闘技関係の情報収集に情熱を燃やし、朝から食べ物の写真を見ながらニタニタ笑っている変態でもある。
見た目はキワモノイロモノだが、中身は捨てられた子犬のように繊細。
なお、体の80%はラーメンでできています。