まゆげ凛々しめの人が作るから、まゆげごはん。
料理歴20年。楽しく作って、美味しく食べたい。毎日が楽しめる献立のヒントになれば嬉しいです。
今回は「おうちで旅気分」になるレシピをご紹介。手軽な焼きそば麺を使って、ナンプラーとたっぷりのパクチーで東南アジア風に味付けしたまぜそばを作ります。乗せる具材はさつま揚げ。意外に感じるかもしれませんが、魚のすり身で作られたさつま揚げは魚醤(魚を発酵させた調味料)のナンプラーと相性抜群です。
材料(2〜3人分)
- 焼きそば用蒸し麺:2袋
- さつま揚げ:4枚(1枚25g程度として)
- 玉ねぎ:1/2個
- にんじん:1/2本
- パクチー:2〜3束(お好きなだけ)
- にんにく:2〜3片
- しょうが:1片程度
- ナンプラー:大さじ1
- ごま油:適量
- 塩:少々
- コショウ:少々
- すりごま:適量
- 水:適量
下準備
- にんじん・玉ねぎの皮を剥く。
- さつま揚げとにんじんはやや細めの千切り・玉ねぎは細めのくし切りにする。
- にんにく・しょうがはみじん切りにする。
- パクチーは茎と葉に分け、茎をみじん切りにする。
- ナンプラーに同量の水を加えておく。
【ポイント】
具材を細めに揃えておくと混ぜた時に麺とよく絡みます。具材に食べごたえが欲しい場合は大きめに切ると良いです。
具材の調理
- フライパンにごま油をひきにんにく・しょうがを炒め、 玉ねぎを加えて炒める 。
- 1に油がなじんだらさつま揚げとにんじんを加えて炒める。
- 水を加えたナンプラーを回し入れ、全体に行き渡るように混ぜながら炒める。
【ポイント】
ナンプラーは味が濃いため、水で薄めて回し入れることで味の偏りが出ないようにします。
麺の調理
- 蒸し麺は袋に入ったまま600Wのレンジで30秒程度加熱する。
- フライパンにごま油をひき、麺を炒める。
- スプーン1杯分の水を入れ、フライパンにフタをして蒸し焼きにする。
- パクチーの茎を加えサッと混ぜ合わせて火を止める。
【ポイント】
・蒸し麺はレンジで加熱しておくと麺がほぐれやすく、調理しやすくなります。
・蒸し焼きにする時間はお好みで。やや長めにして麺に少し焦げ目がつけても美味しいです。
盛り付け
- 麺を皿に盛り、炒めた具材を乗せる。
- パクチーの葉を盛る。
- お好みですりごまを散らします。
食べるときは麺と具材を 思いっきり混ぜるのがおすすめですが、徐々に混ぜながら味の変化を楽しむのもいいですね。
さつま揚げは煮物やおでんなど和食に使うイメージがありますが、アレンジ次第でエスニックにも使えます。さつま揚げのほかにも、かまぼこやはんぺん、じゃこ天など魚のすり身はナンプラーに合うのでぜひ試してみてください。
それでは、ごちそうさまゆげ!
自分とはなにか、生きるとはなにか、カブトガニはカニか。迷い戸惑う40代。3人家族(自分以外には人間1柴犬1)で「そこそこ楽しく暮らす」がモットー。
チャリティーコーヒー「まゆげコーヒー」店長。