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ガンプラを買う前に

店頭に行く前に

こんにちは、ソラパパです。
今日はガンプラを実際にお子様と買いに行く前に、知っておきたいことから始めていきましょう!

少しの専門用語を覚えてから買いに行った方が理解が広がりますので、店頭で迷わないためにも、少しづつ覚えていけると良いと思います。

ロボットではなくモビルスーツ

ガンダムの世界ではアニメにでてくるロボットのことを「モビルスーツ」と呼びます。
その他「モビルアーマー」と呼ぶ部類もありますが、まずは「ロボットと言わずにモビルスーツ」ということだけ頭に入れておきましょう。つまり「ガンダム」は「モビルスーツ」ということになるわけです。

これを覚えなくても困ることはないのですが、ガンプラという世界ではロボットと呼ぶものは全く無いので、世界観に少しでも触れるために覚えておきましょう!

なお、店頭で悩んでた場合「ガンダム以外のロボット無いのかなー?」なんて言うのではなく、「ガンダム以外のモビルスーツ無いのかなー?」が正解です♬

「スケール」って何?

スケールとは大きさを指す言葉です。
実際に30〜40mくらいのモビルスーツがこの世の中に存在していた場合、そのロボットの大きさを1/1(1分の1)とします。それを基準として、例えば「1/144スケール」とした場合は、そのモビルスーツの大きさに対し144分の1の大きさということになります。

ガンプラの種類について

ガンプラには種類があります。ざっくり説明すると小さいのから、大きいサイズまでラインナップされていて「シリーズ」によって区分されています。もちろん大きさによってパーツや素材の数が変わってきますので、スケールが大きくなればなるほど、組み立ての難易度や価格が高くなる傾向があります。

HGシリーズ ハイグレード、1/144スケール
RGシリーズ リアルグレード、1/144スケール
RE/100シリーズ リボーンワンハンドレッド、1/100スケール
MGシリーズ マスターグレード、1/100スケール
PGシリーズ パーフェクトグレード、1/60スケール
MEGAサイズモデル メガサイズモデル、1/48スケール

実際の大きさは以下の写真を参考にしてください。
iphone7(画面左、高さ138.3mm、幅67.1mm)
HGシリーズ(画面中央、1/144スケール)
RE/100(画面右、1/100スケール)

最初に買うのはHGシリーズ

お子様と一緒に組み立てるのであれば、ソラパパは迷わず「HGシリーズ」を、皆さんにおすすめします!

HG以外のシリーズだと、組み立てるためのパーツが多くなるので、お子様が途中で飽きてしまいます。また価格も高くなりますので、失敗してしまったら大変ですね。最初から大きいサイズを作ってみたい!という気持ちはわかりますが、お子様はどちらかというと、組み立て工程より完成品で遊びたい!って思いの方が強いので、少しづつ「組み立て」に興味を持ってもらって難易度を上げていくのがコツです。

制作に必要な道具を揃えましょう!

プラモデルを作る上で必要な材料や工具があります。100円ショップで買えるものもあれば、超高級なものまでありますので、ご自身の予算に合わせて購入することをお勧めします。

プラモデルに使う「接着剤」ってなに?

ガンプラを制作する際に、誰もが想像するのが「接着剤」という材料です。一般的に「タミヤセメント」(タミヤ)、「Mr.セメント」(クレオス)など「接着剤」と呼ばれて販売されている材料ですが、プラモデル本体、つまり「ポリスチレン素材」を組み合わせる際に接着させるために利用します。

いまのガンプラは接着剤がいらないので、綺麗に作ってあげたい、外れないように接着してあげたい場合のみ購入を検討してくれればOKです。これは高額ではないので、1つ手元に持っておいても良いかもしれませんね。

「接着」という言葉から、組み合わせたい部分に接着剤を塗って、プラモ同士互いに接着させると液体と想像しますが、実は「接着剤」は塗った部分の「ポリスチレン素材」を溶かして接着させるものなんです。つまり「溶接」しているわけです。

お子様とプラモデルを楽しむ際には、パパが接着剤をつける役割、お子様が説明書を見ながら、組み立てる役割と、役割分担して工作すると効率よく作業が進められオススメです。

どんな「ニッパー」買えば良いの?

ガンプラは「ランナー」と呼ばれる枠のプラスチックに「ゲート」と呼ばれる枝パーツに本体がくっついており、この「ゲート」から切り離して番号通りに組み立てます。そのゲートから本体のパーツを「バリ」が出ないように綺麗に切り離すためには「ニッパー」が必要です。全て組み上がった時に、お子様が遊んでいるときに怪我をさせないためにも、綺麗に「ゲート」を切り取っておいたほうが安全です。これを「ゲート処理」と言います。必ず購入しておきましょう!

「ニッパー」は100円ショップでも販売されていますが、あまりオススメはできません。Amazonやヨドバシカメラのオンラインショップでご購入いただく方が良いと思います。選び方としては、薄刃であるほど「ゲート処理」が綺麗にできますが、高額になってきます。ただバリが取れれば良いということであれば、1000円くらいのニッパーなら問題ないと思います。メーカーによって、握る部分の形が異なるので、ご自身が握りやすいと思ったニッパーを購入するのがオススメです。

「ヤスリ」の種類とオススメ!

最後に必要最低限の工具、ヤスリについて確認していきましょう。ヤスリは本来、塗料の下地処理をしたり、ゲート処理したあとさらに綺麗に磨いたり、塗料に光沢を持たせるために活用したり、色々な用途があります。
また、ヤスリといっても様々な種類があって「紙ヤスリ」「コンパウンド」「金属製のヤスリ」と用途によって使い分けられています。

お子様とガンプラを作るので、今回はそんなにこだわらず、最低限の処理だけ、お金もあまりかけず無いようにしたいので、ソラパパがオススメしたいのは、100円ショップの「爪ヤスリ」です。これは使ってみるとわかるのですが、かなり良い商品。サッと1かけでゲート処理した部分が綺麗になります。

次回は実際にガンプラ購入について語っていきたいと思います!
よろしくお願いします!