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地元に愛されセミナーも開催。新丸子「SHIBACOFFEE」

東急東横線・目黒線の各駅停車のみが停車する新丸子駅。2017年のJリーグ覇者「川崎フロンターレ」のホームスタジアムである等々力陸上競技場が近いことから、同チームの応援歌「FRONTALE RABBIT」が発車ベルメロディになっているそうです。大開発が進む武蔵小杉の隣で、古き良き下町情緒が残る新丸子。今月は、新丸子で気軽に本格的なコーヒーが味わえる、コーヒー豆焙煎店をご紹介します。

新鮮なコーヒーと
地元愛に溢れるオーナーに癒される!
新丸子「SHIBACOFFEE」

今回ご紹介するのは新丸子駅東口から徒歩2分の「SHIBACOFFEE」。店主の柴田剛さんが2012年にオープンした、喫茶とコーヒー豆の販売を行うコーヒー店です。お店のドアを開けると、ちょうど柴田さんがコーヒー豆の焙煎作業をしている所。店内には香ばしい香りが漂います。「高品質のコーヒーを新鮮な状態で提供する、というのがうちの店のこだわりなので、焙煎は毎日しています。」
店内には常時16種類くらいの世界中のコーヒー豆が揃います。コーヒーに詳しくない人はどうやってオーダーをすればいいのか迷ってしまいそうですが…。「深煎り、浅煎り、産地などだいたいの好みをおっしゃっていただければ、おすすめのコーヒーをお出しします。また食べ物が持ち込み自由なので、その食べ物に合わせたコーヒーを、というリクエストでも大丈夫です!」
もともとコーヒー好きだった柴田さん、30歳を機に大手コーヒーチェーンに転職し、さらにコーヒーへの探究心は深まります。「たかがコーヒーですが、コーヒー1杯で“明日もがんばろう!”と活力につながったり、笑顔になったりします。僕も含めてそんな風に思う人も多いと思います。住み慣れた新丸子で、おいしいコーヒーを提供できるお店をつくりたい!そんな思いからここに開業しました。」

1番人気はハウスブレンドの「新丸子ブレンド」。酸味とコク、香りの華やかさのバランスが絶妙で、思わず「おいしい!」と声が出る、まさに笑顔になれる1杯。普段はアメリカンしか飲めない人でも美味しく飲める!と大好評だそう。
その他にも区役所主催のイベントや近隣の中学校のPTAからもコーヒーセミナーを依頼されるなど、開業6年目にして、地元ではおなじみの人気コーヒー店になっているようです。
「おかげさまで地元の常連さんたちも増えました。自分の店を大きくしたいというより、この店の認知度が上がることで、新丸子の魅力が他の地方にも広まってくれればと思っています。隣の武蔵小杉から散歩するのにちょうどいい距離なので、ぜひ新丸子にも足を伸ばしてほしいですね。」

柴田さんがお客さんとの会話で心がけていることは、おいしいコーヒーをすすめるのはもちろんのこと、地元情報の共有。「特に引越ししてきたばかりのお客さまには、地元のお店の情報などもお伝えしています」。新丸子の情報が知りたい!という方は、おいしいコーヒーを飲みがてら「SHIBACOFFEE」を訪れてみてはいかがでしょうか。

SHIBACOFFEE

SHIBACOFFEE

住所:神奈川県川崎市中原区新丸子東1丁目826 シャトレKOYO1階

電話番号:044-863-7223
営業時間:11:00~20:00
定休日:毎週木曜日(その他不定休日あり)
http://www.shibacoffee.com/

取材後記

取材・撮影の間も常連さんが次々と来店され、なんと飛び入りでご出演いただくことに。コーヒーの香りに包まれた自然体の和やかな会話に、心が癒されました。

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