■どら焼きと自家製あんこ祭り
どら焼き成分の半分を担うあんこは、北海道十勝産の小豆から店内で手作り。作ってから一晩寝かせています。そのあんこを使って、お彼岸にはテイクアウトでおはぎを、夏にはあんこを使ったかき氷なども提供しており、季節ごとの「和」の味覚を楽しむ醍醐味があります。また、冬場にはお汁粉も作っているので、催事などへ出店した際などは多くの方が暖と甘味を求めてやってくるそうです。
どらやき(200円~、玉露あんや紅茶あん ほか)
あんこも皮もすべて自家製のどら焼きは、一つ一つていねいに手作りされたもの。フチもぴたっと閉じたきれいな仕上がりになっています。銅板でしっかり両面焼きされた皮は力強い食感。片面を焼く際に気泡が抜けようとするため生地が霜柱のようになっていて、フラットな仕上がりのもう半分との食感の違いを楽しめるところがポイントです。あんこには、手作り粒あんに加えて、国産の玉露を使った玉露あん、アールグレイを使った紅茶あんなど多彩なラインアップとなっていました。
スナックどらスパム(250円)
……え?
と我が目を疑ってしまうような、軽食系どら焼き。それがこの「スナックどらスパム」……これどら焼きって言ってしまっていいんでしょうか。スパムを豪快に挟んだその見た目は、もう完全にSPAMバーガーですよ。実は米倉商店さん、どら焼きにナポリタンを挟んでみたりもしている、とてもファンキーなお店なのです。一見するとミスマッチに見えるこちらですが、食べてみるとまったく違和感がありません。それでふと気付いたのです。「どら焼き(パンケーキ)」「SPAM(ベーコン)」「卵焼き(スクランブルエッグ)」「レタス」……うん、これホテルの朝食だ。と、違和感のなさに納得してしまいました。提供に時間がかかるため現在は水曜日限定品ですが、週末に対応する可能性もあります。どうしても食べたい方は、お店にお問い合わせください。
どらやきアイス(400円)
手作りのあんこの上に濃厚なバニラアイスを載せ、その上にさらにイチゴを載せてどら焼きの皮ではさんだスイーツ。夏冬限らず人気の商品で、抹茶好きには「どらやき抹茶シャーベット(400円)」も。どら焼きの皮はパワーのある自家製なので、もっちりとした食感とともに確かな満足感も味わえます。
このほか、水ようかんやあんみつ、シフォンケーキなども提供。掛川「ひらの園」の茶葉を使った日本茶や国産茶葉の和紅茶に、自家製ジンジャーエールなどのドリンク類も充実! 「お子様用ミルク」も完備の上、お隣にあるシモト珈琲のコーヒーも飲めてしまいます。甘味にあうアルコール類もありますよ。
■地域振興へも積極的に参加
「あんこを使ったものは基本的にやっていきたいですね」という米倉さん。梶が谷駅の桜祭りや近所の催事や子ども向けワークショップへの出店も含めて、地域のイベントには今後も積極的に参加する予定だとか。
現在も2019年5月21日~8月10日までの期間、「奥梶巡り」の名前で「米倉商店・シモト珈琲・カフェイズミ・BOULANGERIE ETOILE(ブーランジェリー エトワール)・シラハト商店」の5軒がイベントを開催中。各店舗のスタンプを集めることで、限定のドリップバッグがもらえます!
■店舗データ
【住所】 | 神奈川県川崎市高津区向が丘129番地 |
【電話】 | 044-855-8821 |
【営業時間】 | 10:00~18:00 |
【定休日】 | 月曜 |
【HP】 |
※ 2019年6月、もうかき氷が始まっています。
※ ビールも日本酒もあります。
※ 店内飲食可、季節のメニューもあり。
※ 月イチで「ちょい呑み」を実施、どら焼き店のつまみを提供。
■バスでの行き方はこちら
【梶が谷駅から】 | ① 梶が谷駅のバスターミナル1番乗り場から、「向01」に乗車。 |
② 6分ほどで「向丘南原」で降車して、徒歩3分程度です。(バスの本数は一時間に2~4本) | |
【向ヶ丘遊園駅から】 | ① 「向ヶ丘遊園駅南口」から、「向01」に乗車。 |
② 13分ほどのちに「しばられ松」降車。3分ほど歩きます。 |
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爪に火をともすように、人生を転がり落ちてきたモホークカメライター。
グルメやサブカル全般、格闘技関係の情報収集に情熱を燃やし、朝から食べ物の写真を見ながらニタニタ笑っている変態でもある。
見た目はキワモノイロモノだが、中身は捨てられた子犬のように繊細。
なお、体の80%はラーメンでできています。