■眼の前で挽いた豆をじっくり楽しむ自家焙煎コーヒー
店内の棚には大森さんセレクトの豆が並び、好みを伝えるとその場で豆を選んで挽いてくれます。コーヒーは基本的に一杯500円で、特選は豆によって金額が変動。豆は焙煎して2週間以内に消費するようにしているそうです。今回「酸味の強いのが苦手」と伝えると、次の豆を選んでくれました。
コートジボワール産のロブスタ種(500円)
ほうじ茶のような風味、と書かれたコートジボワール産のロブスタ種は、本当にほうじ茶や焦がし麦のような風味をもった一杯。かなり厚みのある苦味ながらも、喉を過ぎるとスッキリとした味わい。舌の上に強い苦味が広がり残るので、苦味の好きな方には余韻をいつまでも感じられるのが特徴でした。カフェインの量が多く、通常はインスタントや缶コーヒーに使われる種類で、エスプレッソにも使用されています。「今まで飲んだロブスタ種と違って、これはお腹がおかしくもならず飲みやすかった」と大森さん。「この味を覚えておくと『あ、これロブスタ入ってるな』とすぐに分かるようになりますよ」と教えてくれました。
そのほか、農園・経営者・豆・取り組みがテレビでも特集されたことのある有機栽培の「ペルー産 カフェ・オルキデア」(500円)などもあり、コーヒー初心者からマニアまで楽しいひとときを提供してくれるでしょう。
■「コーヒー屋さんの寿司」というユニークな試み
握り寿司セット(火曜限定/1,400円、ドリンクとセット)
元寿司職人の経験を活かして毎週火曜日に提供している寿司に使うネタは、基本的に二子新地の「魚市」から仕入れたもの。今回は、本マグロ・キングサーモン・炙りサーモン・生タコ・鰯。太刀魚や金目鯛の時もあるそうです。
次のページでは、インディアンレストランの人気メニューご紹介します!
爪に火をともすように、人生を転がり落ちてきたモホークカメライター。
グルメやサブカル全般、格闘技関係の情報収集に情熱を燃やし、朝から食べ物の写真を見ながらニタニタ笑っている変態でもある。
見た目はキワモノイロモノだが、中身は捨てられた子犬のように繊細。
なお、体の80%はラーメンでできています。