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妊娠28週以降を妊娠後期といいます。
妊娠後期に入ったら、出産に向けての準備やお産後に赤ちゃんと暮らす環境の準備を始めましょう。
まず、出産に向けての準備は、病院により入院中に必要なものは異なりますので、それぞれのかかりつけの病院からもらうパンフレットにそって準備をすると良いでしょう。
お産に便利なグッズ
私が多くの産婦さんを見ている中で、お産中、これは便利だなと感じたのは、ペットボトルにつけられるストロー!
陣痛中はこまめな水分摂取が必要となりますが、幾度と来る陣痛と戦っている中、自ら起き上がって水分摂取をするのが困難になる事があります。
そんな時、ペットボトルにつけられるストローは大活躍です。
他には、絶対に必要なものではないですが、「自分にとって落ち着くもの」「リラックスできるもの」を準備しておくといいです。
陣痛で慣れない病院にいると、心身ともに緊張状態が続き、疲労に繋がります。この疲労が分娩進行にも影響します。なるべくリラックスして家にいる時のゆったりした雰囲気で過ごせるよう、自分流のリラックス方法を見つけると良いですね。
今まで出会った産婦さんの中には、自分の好きなアロマや香りを小さなサシェにして持っていたり、好きな音楽のプレイリストを作って聴いていたりしました。
骨盤ベルトとマッサージ
また、妊娠後期になるとお腹も大きくなり子宮全体を支えるためにその周りの靭帯が変化したり、お産に向けて自然と骨盤が緩んできますので腰痛に悩まされる方も多いです。
そんな時役立つのは骨盤ベルトとマッサージ。
マッサージは陣痛を乗り越えるのに不可欠です。
普段から旦那さんにどこをどの様にさすってもらうと気持ちいいか、どの位の力加減がいいかなどコミュニケーションをとる時間を持つと、いざお産となった時に旦那さんも何をしていいのか分からないといった状況も回避できるのではないでしょうか?
骨盤ベルトの購入を検討されている方は、お腹を圧迫するものではなく、骨盤自体を支えるタイプを選びましょう。骨盤ベルトは産後も使えるので便利です。
お腹を圧迫するものは、将来、子宮脱のリスクを高めると言われているので注意が必要です。
妊娠中の過ごし方シリーズ
自分が産まれた時の担当助産師さんの話を母親から聞き、
小さい頃から助産師に憧れを持つ。
現在、助産師歴10年。
現在は都内某有名産院で働いている。
趣味は食べること。