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好みの豆から選べる青葉台のカフェ「BlueDOOR Coffee」

1日の平均乗降人数が11万人と、賑わいをみせる青葉台。駅前のショッピングセンターには、アパレルショップやレストランのほか、学童保育などの便利な施設も充実。また、優れた音響設備が整っているフィリアホールでは、定期的にさまざまなクラッシックコンサートが行われており、地域住民が身近に音楽を楽しむことができます。
そして、駅から少し離れると、ガラッと景色が一転。バスで15分ほどの場所にある「寺家(じけ)ふるさと村」には自然がそのまま残されていて、広大な敷地の中に水田と雑木林が広がっています。今回は、寺家ふるさと村の近くにあるカフェ「BlueDOOR Coffee」をご紹介します!

自分好み“おいしい一杯”が必ず見つかる
地元に愛され続けるコーヒー専門店
青葉台「BlueDOOR Coffee」

青葉台から鴨志田団地行きのバスに揺られること15分。住宅街を抜けると、車窓からの景色はのどかな田園風景に。今回お店を紹介してくれた青葉台在住の編集部員は、
「横浜にいながらにして田舎に旅行に来たみたいでしょ。街中とは違う、この穏やかな景色の中でいただくコーヒーが、またいいんです!」
彼女の熱弁を聞いているうちに、ロッヂ風の建物が一軒見えてきました。青いドアが印象的なこの建物こそ、今回の目的地「BlueDOOR Coffee」。

ドアを開けると、香ばしいコーヒーの香りと、オーナーの染谷裕太さんが迎えてくれます。
今日のスタッフは偶然にも無類のコーヒー好き3人、プラスど素人(ライター)1人。3人は仕事もそこそこに、香りに誘われるがまま、自分の好みの豆を注文。1人あたふたしていると、「苦めがいいとかスッキリ飲みたいとか、オーダーは気負わずに大ざっぱで大丈夫ですよ」と染谷さん。とにかく甘いものが好き、という単純な回答から選び出してくれたのは「BRAZIL」という豆。苦味よりは酸味が強いのが特徴で、飲んでいくうちにまろやかな風味に変わっていくのだそう。
「今の主流は浅煎りですが、ずっしりとした深煎りをお好みの方もいらっしゃる。極力お客さまの好みが見つけられるように、さまざまな豆を揃えています」
家でコーヒーを楽しみたいという人には、豆の状態や季節に応じたベストな淹れ方をアドバイス。だからか、淹れていただいたコーヒーを飲んでいる間も、お客さんがひっきりなしに訪れます。

もともとは染谷さんのご両親が8年前にコーヒー豆の卸専門店としてこの地に店を構えたそうで、お客さまの多くは開店当初からの常連さんや地元の方。3年前に染谷さんが継いだタイミングでコーヒー豆の小売りとカフェを始めたとのことですが、コーヒー好きたちの間でその評判が広がり、最近では遠方からのお客さまも増えたといいます。
「ワインに個性があるようにコーヒーにも個性があります。コーヒーっておいしい食事やデザートを楽しんだ後のお口直しに飲む人が多いですよね。もちろんそれでいいんです。ただ、コーヒーにも“おいしい”と感じていただきたいと思って。自分で選んだ豆をその場で味わえるこのスタイルにしました。コーヒーは、だんぜん挽きたてがおいしいですからね」

BlueDOOR Coffee

BlueDOOR Coffee

住所:神奈川県横浜市青葉区寺家町360

電話番号:045-961-2410
営業時間:9:00~19:00 
定休日:年中無休(年末年始を除く)
※ 毎週水曜日は、染谷さんのご両親が店頭に出ています!
青葉台駅から東急バス(鴨志田団地行き)で15分、終点下車
公式サイト、 Facebook

編集後記

大のコーヒー党の私。今月の取材が待ち遠しくて仕方がありませんでした。深煎り豆を購入し、教えていただいた淹れ方でいただいてみると、驚くほど味わい深い! ひと息つく時間を、より充実なものにしてくれました。

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