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故人を偲ぶ、愛と悲しみのモーニングジュエリー「アクセサリーミュージアム」【都市伝説ツアーズ】

都市伝説の語り部で放送作家でもある怪奇ユニット「都市ボーイズ」の2人(以下、岸本さん、はやせさん)が目黒区内の名所や伝説のスポットを訪れる観光バラエティー番組「都市ボーイズの都市伝説ツアーズ in めぐろ」。

今回は祐天寺駅にほど近いアクセサリーミュージアムをご紹介します。ここは1800年から2000年代のコスチュームジュエリーが50,000点以上収蔵されている、世界でも珍しい私立美術館です。

これまでアクセサリーとのご縁がなかった都市ボーイズ。もしや今回はミスマッチ……?と思いきや、なんと大盛り上がりすることに!

遺髪を使って作られたモーニングジュエリー

引用: YouTubeチャンネル「都市伝説ツアーズ in めぐろ」

最初に紹介していただいたのは「モーニングジュエリー」。モーニングジュエリーとは喪に服するときに身につけるジュエリーのこと。この指輪はイギリスのヴィクトリア時代に、娘を亡くし悲しみに暮れた両親によって作られたものです。

指輪には女の子の肖像写真が入れられ、内側には涙を表した天然真珠が嵌められています。さらにブレスレットの腕の部分は亡くなった女の子の遺髪で作られているのだとか。

現代から見るとちょっと驚いてしまうモーニングジュエリーですが、ヴィクトリア時代にはモーニングジュエリーが流行していて、多くの方がこういった品を身につけていました。現代のイギリスにも遺髪でアクセサリーを作る職人がいるそうですが、制作は3年待ちということです。

次に紹介していただいたのは、ライチョウの羽が使われたジュエリー。イギリスでライチョウ狩りが流行したとき、獲物を身につけてお守りとしていたのです。

時代の風が感じられる展示

引用: YouTubeチャンネル「都市伝説ツアーズ in めぐろ」

続いて都市ボーイズは田中館長へご挨拶。先代からアクセサリーの卸業をしていた田中さんですが、若い人に古いアクセサリーを見てもらいたいとの思いから、ご主人と共にミュージアムを始めました。

私邸を改築して作ったというミュージアムは、部屋ごとに時代が分かれており、ストリートで流行したファッションや絵・置物が展示されています。それぞれの部屋で時代の風を感じることができますよ。

はやせさんがオカルトコレクションを披露!

引用: YouTubeチャンネル「都市伝説ツアーズ in めぐろ」

続いてはやせさんは、自ら持ち込んだオカルトコレクションを田中さんに披露します。

まず取り出したのは、呪術師のメリケンサック。このメリケンサックはサメを神格化した民族が作ったもので、サメの刃が埋め込まれているのです。

さらに首狩族のネックレスや、人間の胴体を砕いて作ったという人骨ナイフも披露。どちらもはやせさんがインドネシアで手に入れた一品です。

終始、興味津々な田中さんは「感動したわ!」と大絶賛!造詣が深い田中さんとオカルト好きの都市ボーイズは相性バッチリ!すっかり意気投合したのでした♩

アクセサリーミュージアム とは

引用: YouTubeチャンネル「都市伝説ツアーズ in めぐろ」

1800年代から2000年代のコレクションを常設する世界でも珍しいコスチュームジュエリー専門の私立美術館。戦後からアクセサリー製造卸であった田中家が蒐集した約50,000点のコレクションを所蔵。ファッション史上、特筆すべき時代区分ごとに常時2,000点以上を展示している。

ファッションは命懸け!むりやり都市伝説

今回はファッションにまつわる都市伝説をご紹介します。

1900年頃に「ハイカラー」という硬いカラー(襟)が流行したとき、そのカラーが硬すぎるあまり窒息する人が続出しました。またヨーロッパではオシャレ心からカツラにラードを塗り、引火してしまう事故もあったとか。

いつの時代もファッションは命懸けなんですね。

\貴重なコレクションをぜひ動画でご覧ください!/

【都市伝説ツアーズ公式YouTubeチャンネル】
企画:一般社団法人 めぐろ観光まちづくり協会
制作:イッツ・コミュニケーションズ株式会社

アクセサリーミュージアム

■住所
東京都目黒区上目黒4-33-12

■URL
http://acce-museum.main.jp/

※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

(映像公開日:2023年2月28日)