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【かき氷2023】甘じょっぱさがクセになる!ふわっふわのかき氷 ・白楽「菓子工房 雫」

菓子工房雫_みたらしみるくtop

夏本番。暑さが増していくこの時期の救世主といえばかき氷。
最近のかき氷は盛り付けや内容がどんどん進化しています。なかでも2023年注目のかき氷店の最新情報を取材しました。
今回は東横線の白楽駅にある「菓子工房 雫」をご紹介します。

◼︎菓子工房 雫のかき氷メニュー

菓子工房雫_メニュー

夏の間、かき氷を提供している「菓子工房 雫」。普段は焼き菓子やグラスデザートなどを販売しているお店です。
9月30日まで楽しめる魅力的なかき氷メニュー。材料がなくなり次第、新しいメニューと入れ替わるので、詳細はお店のインスタグラムをチェックしてくださいね。

オーナーの手描きという素敵なメニュー表には、個性的な名前のメニューも。
今回はお店の看板メニュー「みたらしみるく」をいただきました。

◼︎看板メニューのみたらしみるく

菓子工房雫_みたらしみるく
みたらしみるく(1200円)

「みたらしみるく」は「菓子工房 雫」に来たらこれを食べないと始まらないという看板メニューです。
和を感じるシンプルで上品な見た目。思っていた以上に氷のボリュームがあります。
使われている木製の食器にも落ち着きが感じられます。

◼︎ふわっふわのかき氷ができるまで

菓子工房雫_製作中1

一番の理想はふわっふわのかき氷。オーナーの阿部さんにお聞きしたところ、かき氷機の微妙な調整や力加減によって削り具合が毎回違うそう。

また「菓子工房 雫」の氷は48時間かけてゆっくり凍らせた透明度の高い純氷(じゅんぴょう)を使用しています。
地元白楽の老舗氷屋さんから仕入れている氷を、削ることに適した柔らかい状態にしてから使用しているとのこと。

ふわっふわのかき氷ができるまで、私たちには見えない努力があるのですね。奥深いです。

菓子工房雫_製作中2

かき氷には手作りのみたらしシロップと練乳がかけられ、この工程が3回繰り返されてかき氷が完成します。

◼︎甘じょっぱさがクセになる!みたらしみるく

菓子工房雫_みたらしみるく上部

1番上にはキャラメルナッツとぶぶあられがトッピングされています。
トロンとした甘いキャラメルがコーティングされている香ばしいナッツ。散りばめられた色とりどりのぶぶあられ。
これらのトッピングはかき氷を食べ進める中で、食感の良いアクセントとなっています。

かき氷にコクをプラスしてくれるのが生クリーム。ぶぶあられやキャラメルナッツを固定する役割も担っています。

菓子工房雫_みたらしみるく氷

きび糖やてんさい糖と牛乳を煮詰めて作った手作りの練乳と、甘じょっぱいみたらしシロップ。ふたつのコンビネーションが、かき氷全体の味を作っています。

サラッとした優しい甘さの練乳に、絶妙にふんわり広がるみたらしシロップの甘じょっぱさ。
みたらし団子をあまり食べない私ですが、かき氷のみたらし味は別物だと感じました。練乳や生クリームの味がベースにあることによって活きる甘じょっぱさ。
暑い夏にほんのりとした塩気が嬉しい!これはクセになる味です。

◼︎かき氷の中身は遊び心満点

菓子工房雫_みたらしみるく_きなこ豆

かき氷の表面からも確認できるきなこ豆。中にも数粒入っています。
カリッとした食感も楽しめて、遊び心も満点です。

菓子工房雫_みたらしみるく_コーヒーゼリー

和テイストの後に現れた、洋のテイストのコーヒーゼリー。
終盤にくるコーヒーの苦味が何とも嬉しい。しっかり濃い味のコーヒーゼリーです。

◼︎最後まで美味しいかき氷

菓子工房雫_みたらしみるく_ミルク

最後にはこの状態になりまして、ググッと飲み干します。
甘い、しょっぱい、苦いを堪能できるかき氷。甘いとしょっぱいの程よい味のバランスは、最後まで変わることはありませんでした。
写真には写っていませんが、温かいお茶も付いてきます。

以前訪れたときには「桜子」をいただいたのですが、桜づくしのかき氷の終盤のお楽しみは自家製あんこでした!
味変もあって最後まで飽きることなく楽しめるかき氷。

「菓子工房 雫」ではあんこやゼリー、練乳、シロップ、フルーツソースなど全てオーナーが手作りしています。
これだけの種類をおひとりで仕込んでいるなんてすごい…
ひとつひとつ丁寧に仕込んだ材料で作られたかき氷、他のメニューも興味津々です。

◼︎青を基調とした落ち着く店内

菓子工房雫_店内

もともと2015年に「雫カフェ」としてオープンし、2022年4月に今の「菓子工房 雫」に。
店内のインテリアは「雫カフェ」の時のものを利用されています。
ステンドグラスもそのときに特注で作って貰ったそう。青を基調とした店内にマッチしていて、落ち着きを感じます。

かき氷は「雫カフェ」の頃から提供を始めていて、その頃からのファンも多いそう。
今ではかき氷好きがシーズン到来を楽しみにしています。

◼︎「菓子工房 雫」店舗情報

菓子工房雫_外観

2023年の「菓子工房 雫」のかき氷は7月4日からスタートし、9月30日で終了です。
営業日は火・水・金・土曜。11:00オープンですが、10:00には受付の台帳が置かれるので記入します。
台帳に書かれた人数によって何巡目になるかを判断することになります。

6席のみのお店なのでご利用は2名以下の人数でとのこと。
狙い目の時間帯は火水金の11:00~13:00だそう。運が良ければすんなり入れることもあります。

手作りにこだわったメニューと、明るく気さくなオーナーが魅力の「菓子工房 雫」。
「みたらしみるく」はシーズン中いつでも提供しているメニューなので、ぜひチェックしてみてください。


(取材年月:2023年8月)

菓子工房 雫

■住所
神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-16-1

■URL
https://www.instagram.com/shizuku_cashi

■アクセス
東急東横線 白楽駅より徒歩5分

※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。