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妊娠中の奥さんのために夫の僕ができること~プレパパごはん編~

第一子妊娠7か月の奥さんと、料理やDIYが趣味の僕。
そんな僕たちの世田谷マタニティライフを綴ります。

今、奥さんのお腹の中には僕たちの初めての子どもがいる。
性別は女の子だ。 考えに考えて決めた名前は「駒(こま)」。
駒はスクスクと育っていて奥さんのお腹も日に日に大きくなり、そのお腹に向かって僕は毎日何度も呼びかける。

奥さんは少し前から胎動を感じてるようで、その笑顔はもうすでに母親の顔だ。
そんな奥さんを少し羨ましくも感じていた僕も、最近胎動を感じることができるようになってきたんだ。

初めて胎動を感じた時は本当に感動した。
手をお腹の上に触れていると、ヌルっと撫でるような動きを感じた。
「わぁっ!今、何か触った!!」

初めのうちは手の平に集中して目を閉じて胎動を感じていたのだけど、日に日に動きが活発になってきて「今のは足かな、この大きいのは頭かなぁ。」 なんて想像を膨らませることもできるようになってきた。

今までエコー写真でしか見てなかったお腹の中の駒を手で触れられるようになってくると、育っている実感がグッと湧いてくる。

お腹を触って胎動を楽しんでる僕を見て、奥さんが微笑む。
抱きしめたくなるような幸せな瞬間だ。
そんな奥さんに、元気な子どもを安心して産んでもらえるように支えるのも夫の務めだ。

奥さんのために僕にできることは何か?
僕は料理が得意なので、やはりご飯作りだ。
お医者さんには「身体を冷やさないこと。冷たいものを控えて温かいものを食べること。」と言われている。

そこで身体を温める食事を考え、根菜を中心にしたメニューを作る。
大根やにんじん、里芋などを使った煮物やスープ。生姜もよく使った。
魚や肉もバランスよくローテーションし、塩加減も若干薄め。
少し物足りない感じもするが、慣れてくると美味しい。

今夜のメニューは野菜たっぷりのミネストローネ。
奥さんは僕のミネストローネが大好きなんだ。

僕たちは二人であーだこーだ言いながら料理を作っている。
まぁ手を動かしてるのはたいてい僕だけど…(笑)。

包丁の小気味良い音を鳴らすと、駒がお腹の中で動き出す。
「 包丁の音がすると動き出すなんて、 駒は食いしん坊だな〜。」なんて会話を交わしながら料理を作るのも楽しい。

こんなふうに食事を通して奥さんの負担を少しでも軽くできるし、夫婦の良いコミュニケーションにもなる。

もちろん、料理が得意じゃないプレパパでも奥さんのためにできることが必ずある。
奥さんや生まれてくる子どものため、できることを積極的にやって支えていくことがプレパパの務めなのだ。