東急東横線の急行はもちろん、通勤特急の停車駅でもある日吉駅。東急目黒線の終点駅でもあるほか、横浜市営地下鉄グリーンラインとも接続しており、横浜や都内へのアクセスも良好。駅西側には扇状に5つの商店街通りがあり、それぞれ個性あふれるお店が並び賑わいをみせています。駅東側には、慶応義塾大学の日吉キャンパスがあり学生も多く、学生向けのお店も多く集まっています。駅から大学までのイチョウ並木は必見!季節ごとに違った表情を見せてくれます。また、東口前のモニュメント「虚球自像」(通称:ぎんたま)もかなりの存在感があります。
今月は、そんな日吉から絶品ハンバーグ&ステーキ店をご紹介!
学生の胃袋も地元の方の心も満たす
ワインといただく絶品ハンバーグ
日吉「やながわ精肉店」
東口を出るとまず目に飛び込んでくるのが、まっすぐに続くイチョウ並木。その先には慶應義塾大学日吉キャンパスが広がっています。その反対側、西口は、放射状に商店街があり、学生はもちろん、この地に住まう人々で昼夜賑わいを見せています。
今回の目的地は、商店街のひとつ「普通部通り」沿い(普通部とは、慶應義塾大学付属の男子中学校の名称)。3分ほどでお店に到着しました。
この連載初の男性編集部員がおすすめするのは、ガッツリと肉を味わえるレストラン「やながわ精肉店」。
学生街、肉…。そのイメージで店内に入ったら、心地よく裏切られた感が。
壁も店員も一切ギトギトしていない。ワインセラーが堂々と佇んでおり、むしろ洗練されています。
「日吉には、地元に住んでいらっしゃる方も多くいます。学生の胃袋も地元の方の心も満たすお店を目指しました」と、店長の掛福勝也さん。日吉にオープンして3年とのことですが、こだわりのハンバーグで認知度は順調に拡大しているとか。
気になるハンバーグのこだわりとは?
「牛と豚、牛脂などを絶妙な割合でブレンドしてご提供しています。その名も“黄金比率ハンバーグ”。説明するより何より、食べればわかりますよ」
まあるく整えられたハンバーグをナイフで切ると、待ってました! あふれんばかりの肉汁がたっぷり。しっかりとした肉の味と、ほんのり感じる甘みが口の中で広がり、柔らかくほどけていくのがわかります。肉のうま味が凝縮されているデミグラスソースも秀逸!
実はこのお店には、もう一品人気を博しているメニューがあるそう。
「ここ最近のブームの影響か、“ローストビーフ丼”がよく出ますね。ステーキと同じメキシコ産のリブロースを使っているのですが、これがとても柔らかいんです。オリーブオイルなどに漬け込み、オーブンで焼いた後1日寝かせて作っています」
肉の状態に合わせて丁寧に薄切りされたキレイなピンク色の断面は、当然“インスタ映え”することうけあい。もちろん肉もジューシーで美味。これがランチ1,000円以内(サイズによる)でいただけるなんて、学生や日吉マダムがうらやましい!
冒頭で触れたように、こちらのお店にはワインも充実しています。
「ワインと肉ってどちらにも独特のクセがあり、後味の違いを楽しめる。だからか、どちらをメインに召し上がっていただいても相性がいいんです。なので、ディナータイムにはぜひご一緒に楽しんでいただければと思っています。
今は我々の肉の味を求めに、“今日はハンバーグを食べよう” “ローストビーフにしよう”と、あらかじめ食べるものを決めて来店される方が多いと思います。でもゆくゆくは、気軽な肉料理やライトミールを充実させ、“ここに来ればこだわりの味が楽しめる”とバル感覚で足を運んでいただけるようにもしていきたいと考えています」
今後もさらなる進化が伺える「やながわ精肉店」に期待大ですね。
やながわ精肉店
住所:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-19-2
電話:045-620-2906
営業時間:
平日・日曜・祝日/11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:30~22:30(L.O.22:00)
金・土曜/11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:30~23:00(L.O.22:30)
年中無休(年末年始を除く)
編集後記
久しぶりに日吉駅に下車。新鮮さを感じながら町を散策しました。やながわ精肉店では、ハンバーグとローストビーフ丼を試食させていただき、味わったことのない美味しさに感激!感動!!でした。
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