東京・横浜・川崎エリアの地元情報をお届けする、ケーブルテレビ局ならではの番組から、注目のイベントをご紹介します。
都筑区にある横浜市歴史博物館では、企画展「追憶のサムライ、横浜・中世武士のイメージとリアル」が開催されています。 この展覧会では、鎌倉武士・畠山重忠を中心に創られた武士のイメージがどのように語られてきたのかを考え、横浜に伝わる中世武士たちの現実を、横浜市立大学所蔵の50余点におよぶ中世文書から読み解く内容になっています。
中世武士のイメージとリアルに迫る
横浜市歴史博物館の阿諏訪青美さんに、企画展の見どころを教えていただきました。
「こちらは、鎌倉武士のイメージがどのように作られてきたかということをご紹介するコーナーになります。中でも一番のおすすめの資料が『夏野之露』という絵巻物になります。清来寺を中心に現在の大池公園、万騎が原の辺りから、右にかけて現在の鶴ヶ峰の駅の辺りまで、書き込まれていて、大変面白い巻物になります。」
第2部の展示コーナーでは、「武士のリアル」と題して、当時の武士たちの生活を読み取れるものから、時代背景を想像できるものまで、およそ50点に及ぶ中世文書が展示されています。
「3部では、『近代絵画に見る武士』というタイトルをつけまして、武士をテーマに描いた作品を紹介しております。現代の作家が当時の技法を再現して、研究されて、とても美しい工芸作品になっております。ぜひご覧いただきたいと思います。(阿諏訪さん)」
中世武士について、様々な角度から紹介するこの企画展は、11月27日(日)まで開催されています。
▼詳しくはこちら
横浜市歴史博物館
https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/tsuioku_no_samurai/
\企画展の様子は、ぜひ動画でご覧ください!/
※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
グルメ好き!雑貨好き!歴史好き!楽しいことが好き!
さまざまな趣味を持つメンバーが、東急線沿線のお出かけ情報や暮らしのヒントや雑学をお届けします。