都市伝説の語り部で放送作家でもある怪奇ユニット「都市ボーイズ」の2人(以下、岸本さん、はやせさん)が目黒区内の名所や伝説のスポットを訪れる観光バラエティー番組「都市ボーイズの都市伝説ツアーズ in めぐろ」。
第6弾の皮切りとなる今回は、東京目黒 美空ひばり記念館をご紹介します。ここは昭和の歌姫 美空ひばりさんの自宅の一部を公開した記念館です。1人でも多くの人に見てもらいたいという館主さんの想いから、現在無料で見学できるようになっています。
ひばりさんが愛用していた米国車 キャデラックをバックにスタートです!
写真やグッズの数々
館内に入って正面の壁には、長男 加藤和也さんと写ったひばりさんの写真が飾られています。笑顔のひばりさんが印象的な一枚です。
Tシャツや扇子、ポーチなどのグッズも展示されていますよ。
館内をナビゲートしてくれるのは、ひばりさんの長男であり館主でもある加藤和也さん。ひばりさんはこの記念館を建て替える際「桜がきれいに咲いたらみんなで見ようね」と話していましたが、わずか3年後に旅立ちました。当時は苗木だった桜の木も今は大きく立派に育っています。
ひばりさんがいるかのような日本間
案内していただいた日本間は、ひばりさんが過ごした空間が当時のまま保たれています。畳が敷かれ、食卓と小さなテレビがあり、傍には座布団が。まるで今でもひばりさんが暮らしているかのような空気感です。
ここにはビートたけしさんやとんねるずのお2人もいらっしゃったそう。楽しい思い出話を聞かせていただき、思わず都市ボーイズも笑ってしまうのでした。
ファンで賑わう温かいお仏間
居間から続くのはお仏間です。ひばりさん先祖代々のお仏壇には、ファンからの手紙やお土産が供えられています。お仏壇のそばには表彰状や表彰楯も数多く飾られており、ひばりさんの輝かしい功績を見ることができます。
来館されるファンの方はお仏壇でお参りをした後、日本間で雑談などをして賑やかに楽しく過ごされるようですよ。
ひばりさんが亡くなったのは52歳の頃。若くして亡くなりましたが、ひばりさんらしい引き際だったと和也さんは話します。
名曲が生まれたリビング
区の条例により全室を見学することはできませんが、特別にリビングに案内してもらいました。
ここはひばりさんの楽曲が最初に生まれた場所。紫色のグランドピアノにアレンジャーが座り、ひばりさんが新譜を持って声出しをします。名曲「愛燦燦」や「川の流れのように」はこのリビングから生まれたそうですよ。
東京ドームで行われたラストステージの衣装もここに飾ってあります。
ひばりさんは物に執着しない性格でした。祖母が亡くなり「寂しいから同じ場所にはいられない。全部を新しくしたい」というひばりさんの希望により、ここは建て替えられたのです。
東京目黒 美空ひばり記念館 とは
昭和を代表する歌手、美空ひばりさんが住んでいた頃のままに自宅の一部を公開。1989年、ひばりさんが旅立った日からそのまま時を止めたかのような空間が広がる。ほとんど手が加えられていないという自宅は美空ひばりさんの素顔に出会える感覚が味わえる。
追い詰められたら癒しの声が出た話。むりやり都市伝説
名曲が生まれた神聖なリビングから、はやせさんが都市伝説を披露します。
「f分の1ゆらぎ」とは波の音や小川のせせらぎなど、癒し効果を与えてくれるゆらぎのこと。ひばりさんの美しいビブラートには、このゆらぎが含まれているのです。
かつて仕事で追い込まれたはやせさんが「すいませーん!」と謝った声の一音が、なんとf分の1ゆらぎだったそうです。
人はキツく追い詰められたとき、究極の癒しの声が出るのかも…?
\美空ひばりさんが愛したご自宅を、ぜひ動画でご覧ください!/
【都市伝説ツアーズ公式YouTubeチャンネル】
企画:一般社団法人 めぐろ観光まちづくり協会
制作:イッツ・コミュニケーションズ株式会社
東京目黒 美空ひばり記念館
■住所
東京都目黒区青葉台1-4-12
■URL
https://www.misorahibari.jp/
※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
(映像公開日:2023年4月18日)
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