まゆげ凛々しめの人が作るから、まゆげごはん。
料理歴20年。日々の暮らしがちょっと楽しく楽になるような、そんな献立のヒントになれば嬉しいです。
梅雨時期はジメジメしていてあまり元気が出ませんね。梅雨は、梅に雨と書きます。諸説ありますが「梅が熟してくる時期の雨」という意味があるそうです。でろかるでも「梅の叩き落とし収穫体験」を紹介していましたね。
今回はそんな梅雨にこそ作りたい梅シロップと、旬のらっきょうを使った甘酢漬けのレシピです。最近は漬ける用の梅もらっきょうもスーパーで手に入りますし、工程は簡単です。来たるべき夏にはオリジナルの梅シロップを炭酸で割ったり、自分で漬けたらっきょうをカレーに添えるのはいかがですか?
【瓶漬けレシピ1】梅シロップ
◆梅シロップ 材料
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:500g
- リンゴ酢:750ml
- 保存瓶:2.5L〜3L容量のもの
◆作り方
- 青梅は水でしっかり洗い、水を切り、楊枝や竹串でヘタの部分を取る。
- フォークなどで青梅を刺して穴をあける。
- あらかじめ熱湯やアルコールで消毒してしっかり乾かした保存瓶の底に氷砂糖を敷き→青梅→氷砂糖→青梅と繰り返し、一番上が氷砂糖になるように重ねる。
- リンゴ酢を加える。
- 冷暗所で保管して、1日に1回程度の間隔で瓶を回し、中の液を混ぜる。
氷砂糖が溶け切ったくらいが飲み頃です。(およそ2週間が目安です。)
【梅シロップおすすめアレンジ】
・焼酎やラム酒などに少し加えて、オリジナル梅酒に。
・ヨーグルトやパンケーキのシロップにしてさっぱりと。
・リンゴ酢のかわりに黒酢や市販の果実酒を使ったり、粒コショウやローリエなどを一緒に漬けることでまた違った風味や味になります。
【瓶漬けレシピ2】らっきょうの甘酢漬け
◆らっきょうの甘酢漬け 材料
- らっきょう:1kg
- 塩:大さじ3
- 赤唐辛子:1〜2本
- ☆ リンゴ酢:500ml
- ☆ 砂糖:200g
- ☆ 塩:大さじ2
- 漬け瓶:2L〜2.5Lのもの
◆作り方
- らっきょうはしっかり洗い、頭と根本を切っておく。赤唐辛子は中の種を取り除いておく。
- らっきょうに塩をまぶしよく揉み、30分程度おく。30分経ったら熱湯をかけ、湯通しする。
- 材料の☆を鍋にかけ、ひと煮立ち手前で火を止めて粗熱を取る。
- あらかじめ熱湯やアルコールで消毒してしっかり乾かした保存瓶にらっきょう・赤唐辛子・粗熱をとった漬け汁を入れる。
- 冷暗所で保管して1日に1回程度の間隔で瓶を回し、中の液を混ぜる。およそ10日〜2週間で食べ頃です。
【らっきょうの甘酢漬けおすすめアレンジ】
・らっきょうを刻んでマヨネーズや水切りヨーグルトと和えてタルタルソース風に。<水切りヨーグルトの作り方はこちら>
・漬け汁は南蛮漬けやマリネ、酢飯にもアレンジできます。生姜やみょうがなどを漬けてもおいしいです。
今回はオーソドックスな作り方をご紹介しました。毎年同じ漬け方で作り続けるもよし、毎年違ったレシピを試してみるもよし。ジメジメした梅雨も少し楽しみになるかもしれません。
他にも簡単でおいしいレシピをたくさん紹介しています!他のまゆげごはんレシピもぜひチェックしてみてくださいね。<まゆげごはん一覧はこちら>
それでは、ごちそうさまゆげ!
自分とはなにか、生きるとはなにか、カブトガニはカニか。迷い戸惑う40代。3人家族(自分以外には人間1柴犬1)で「そこそこ楽しく暮らす」がモットー。
チャリティーコーヒー「まゆげコーヒー」店長。