まゆげ凛々しめの人が作るから、まゆげごはん。
料理歴20年。日々の暮らしがちょっと楽しく楽になるような、そんな献立のヒントになれば嬉しいです。
一年中スーパーに並んでいて親しみのある大根ですが、旬は冬。
栄養価を見てもビタミンCが豊富・消化を促す酵素が多く含まれているなど風邪予防にも良いですね。
今回は大根を使った簡単レシピを3品ご紹介します。ひき肉と大根でしっかり食べごたえのある主菜、大根のうまみを感じられるシンプルなスープ、レンジを使った簡単大根田楽です。
【使い切りレシピ1】大根とひき肉のにんにく醤油炒め
大根の歯ごたえが美味しい一品。
にんにくと醤油でガッツリ味付けしているのでご飯もすすみます。
大根とひき肉のにんにく醤油炒め 材料(2〜3人分)
- 大根:300g(およそ1/3本)
- 合いびき肉:150g
- 玉ねぎ:1/2個
- にんにく:6片(約50g)
- 九条ネギ(青ネギ):適量
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 塩・コショウ:適量
- ごま油:適量
作り方
- 大根を1cm幅で短冊切りに、玉ねぎをくし切りにする。
- にんにくをスライスして、ごま油をひいたフライパンで炒める。
- にんにくの香りがたってきたら大根と合いびき肉を入れる。合いびき肉をほぐし全体が混ざるように炒める。
- 大根の表面が透明になりしなっとしたら醤油とみりんを回し入れ、全体的に味をなじませるように炒める。
- 味見をし、塩コショウで調節したら皿に盛り、九条ネギ(青ネギ)を乗せる。
【ポイント】
・合いびき肉で油が多めに出た場合は、キッチンペーパーなどで拭き取って調節してください。
・炒める時間で大根の食感が変わります。炒めてすぐに取り出すと歯ごたえシャキシャキに、火を消し蓋をしてしばらく待つと予熱で柔らかくなります。
【使い切りレシピ2】大根の葉も使ったさっぱりスープ
鶏ガラとごま油を使った中華風のスープです。
大根の葉もみじん切りにして使いました。
大根の葉も使ったさっぱりスープ 材料(2〜3人分)
- 大根:150g(およそ1/5本)
- 大根の葉:適量
- しめじ:1/2
- 生姜:1片(約15g)
- 鶏ガラスープの素:大さじ2
- 水:500cc
- 塩・コショウ:適量
- 白ごま:適量
- ごま油:適量
作り方
- 大根はいちょう切りに、大根の葉・生姜は細かいみじん切りに、しめじは石づきを切り落として手で裂く。
- 大根・大根の葉・しめじ・生姜・水を鍋に入れ煮立たせる。
- 煮立ったら火を弱め、鶏ガラスープの素を入れる。
- コトコト煮て大根が透明になったら火を止め、塩コショウで味を整えたらごま油を入れる。
- 器に盛り、白ごまを振りかける。
【ポイント】
・大根の水分で味がぼやけた場合は塩コショウで調節してください。
・水と鶏ガラスープの素の量は商品に示してある量で試し、調節してください。
・大根の葉がついていない場合は青ネギやドライパセリで彩りを添えてもいいですね。
【使い切りレシピ3】レンジで簡単、大根のくるみ味噌田楽
難しそうな味噌田楽ですが、レンジを使って簡単に作ります。
大根のくるみ味噌田楽 材料(2〜3人分)
- 大根:500g(1/2本)
- ☆白味噌:大さじ2
- ☆みりん:大さじ2
- ☆砂糖:大さじ1
- くるみ:適量
作り方
- 大根は皮を厚めに剥いて4等分し、面取り・十字の隠し包丁をする。
- 600Wで5分間レンジで加熱する。
- 上下を逆さにして再度600Wで5分間レンジで加熱し、しばらく置いておく。
- ☆を耐熱カップに入れよく混ぜ、600Wで30秒レンジで加熱する。
- 大根を器に盛り、4でできた田楽みそをかけ、砕いたくるみをふりかける。
【ポイント】
・今回は白味噌にしましたが、ご自宅にある味噌で構いません。美味しい組み合わせを探してください。
味噌汁やおでんの具など定番で使っている大根も、少し調理法を変えると主菜になってくれます。美味しくて安い大根の旬は春前まで続きます。ぜひ美味しく食べてあげてください。
それでは、ごちそうさまゆげ!
自分とはなにか、生きるとはなにか、カブトガニはカニか。迷い戸惑う40代。3人家族(自分以外には人間1柴犬1)で「そこそこ楽しく暮らす」がモットー。
チャリティーコーヒー「まゆげコーヒー」店長。