まゆげ凛々しめの人が作るから、まゆげごはん。
料理歴20年。「楽しく美味しく食べたいし、楽しく美味しく食べてもらいたい」をモットーに料理を作っています。日々の献立のヒントになれば嬉しいです。
蒸し蒸しして過ごしづらい毎日ですね。夏本番までもう少しなのに、体も疲れてきました。
ここら辺で優しいご飯はいかがでしょう。消化の良いお粥と旬の野菜の簡単料理です。
材料
2人分の材料です。
- ご飯:お茶碗1〜2杯分
- 豆腐:1丁
- 厚揚げ:1枚
- ズッキーニ:1本
- 白ごま:適量
- ごま油:適量
作り方
1.ズッキーニは半月切り、厚揚げは食べやすい大きさに切ります。今回は拍子木(ひょうしぎ)切りにしました。
通常、厚揚げは味を染み込みやすくするため湯通しをして油抜きをしますが、今回は炒めものですので省略しました。油臭さが気になるときには油抜きすることをおすすめします。
2.フライパンにごま油をひき、熱したら厚揚げから炒めます。
3.厚揚げがなじんできたらズッキーニを加えます。
4.厚揚げに焦げめがつくくらい炒めたら、塩こしょうで味をつけます。
厚揚げの焦げめの香ばしさは食欲をそそりますね。今回の味付けはここだけです。お粥には味付けをしないので、ここでしっかり味をつけてください。
5.お粥を作ります。鍋などにご飯と水を入れます。ご飯の量が茶碗に軽めによそって2杯の場合は、水の量はその茶碗いっぱいに2杯分です。
ご飯は炊いたものを使います。一度炊いているものであれば、お冷ご飯や冷凍ご飯でもかまいません。
6.煮立たせたら火を止めます。
お粥は体調に合わせてお米のかたさを調節してください。煮立ってすぐだと水分が多めのサラサラなお粥ですが、時間が経つとご飯が水分を吸って、ねっとりとしたお粥になります。
7.お粥に豆腐を手でほぐしながら入れます。
盛り付け
- 適当なお椀にお粥を入れて、具を乗せます。
- 白ごまをパラパラとふりかけます。
桜えびを加えてもいいですね。緑にピンクが加わって色もきれいですし、香ばしさもアップ!
完成!
お粥は病気をしたときの療養食のイメージがありますが、国によっては朝食の定番だったりします。消化が良くてすぐエネルギーになるのがいいのかもしれませんね。また、お粥は水分が多いので、実は汗をたくさんかく夏にも向いています。具材に塩気もあるのでミネラルも摂れます。
厚揚げとズッキーニを塩こしょうで味付けしましたが、ナンプラーに変えるとエスニック感が出てまた雰囲気も変わります。パクチーをトッピングして、気分は東南アジア旅行の朝ごはん!
おまけ
今回は消化が良いご飯ということで豆腐粥でしたが、普通の硬さに炊いたご飯にももちろん合います。ナスやパプリカを加えてボリュームアップしてもいいですね。自分のお好きな具材でアレンジしてみてください。
それでは、ごちそうさまゆげ!
自分とはなにか、生きるとはなにか、カブトガニはカニか。迷い戸惑う40代。3人家族(自分以外には人間1柴犬1)で「そこそこ楽しく暮らす」がモットー。
チャリティーコーヒー「まゆげコーヒー」店長。