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シャキネバ、オクラたけのこひき肉丼。【まゆげごはん】

まゆげ凛々しめの人が作るから、まゆげごはん。
料理歴20年。作るのも食べるのも楽しく、そして、美味しく。そんな献立のヒントになれば嬉しいです。

一年中スーパーに並んでいるイメージのあるオクラですが、旬は夏です。
オクラのネバネバは水溶性の食物繊維だそうで、腸に良いとのこと。夏バテなどで弱った時にはぴったりです。その時期にはその時期にあった野菜ができる。旬には旬なりの意味があるんですね。

材料

2人分の材料です。

  • オクラ:4〜5本
  • たけのこ(水煮):1/2本分
  • 玉ねぎ:1/2個
  • えのき:1/2束
  • 生姜:1片
  • 合いびき肉:50g
  • ごま油:小さじ1
  • 塩こしょう:適量
  • ご飯:お茶碗2〜3杯分

作り方

1.オクラを触って、少し硬いと感じたら湯通しします。

スーパーに売っているものならば、このあと炒めるので湯通しはほとんど必要ありません。家庭菜園などで大きく育ってしまったものなどは湯通しすると食べやすくなります。

オクラと言うと「板ずり」と言う塩をまぶしてまな板で転がしてうぶ毛を取る作業が有名かもしれませんが気にならなければ必要ありません。

2.(湯通し後は粗熱をとって)オクラは輪切り、たけのこは千切り、玉ねぎは串切り、えのきはざく切り、生姜は細千切りまたはみじん切りに、それぞれします。
3.ごま油を熱したフライパンに合いびき肉を入れ、ほぐすように炒めます。
4.合いびき肉の油が出たら、玉ねぎを入れなじませるように炒めます。
5.玉ねぎの色が透明になってきたら、たけのこ・えのきと入れていきます。
6.全部がなじんだ頃にオクラを入れ、塩コショウで味を整えます。

オクラは色がくすんでしまいますので長く炒めないほうが良いです。生でも食べられる食材ですので、ふたをして予熱で柔らかくするイメージです。

盛り付け

  • ご飯を器の半分に盛ります。
  • もう半分に炒めた物を乗せます。

盛る時には砂浜を思い浮かべるといいかもしれません。ご飯の砂浜、炒め物の海。ご飯がゆるく傾斜していて、そこに炒め物を乗せる感じです。そうすると、ボリュームが多く見えますし、安定して盛りやすくなりますよ。

  • 今回はご飯にあおさを少しかけています。
  • 酢の物やピクルスなどがあれば添えます。

完成!

プラスアルファで納豆を加えてもいいですね。味付けは納豆のタレに少し酢を加えてください。一緒に炒めるのではなく、乗せます。半分食べた頃に豪快に混ぜて食べると、酢でサッパリとした味に変わります。納豆にも食物繊維が含まれていますから、ダブルネバネバでさらに腸にいいですね。

おまけ

最後にちょっとしたオクラ雑学です。オクラは、英語で”okra”と書きます。実は「オクラ」は英語なんですね。和名は「陸蓮根(おかれんこん)」「(アメリカ)ネリ」だそうで、逆に聞いたことがあまりないですね。オクラは馴染み深いので日本の野菜かと思いきや、原産はアフリカなんです。そりゃ、暑い時期に食べるといいわけです。

それでは、ごちそうさまゆげ!