まゆげ凛々しめの人が作るから、まゆげごはん。
料理歴20年。日々の暮らしがちょっと楽しく楽になるような、そんな献立のヒントになれば嬉しいです。
そろそろ旬で美味しくなり、値段もお手頃なイワシを使ったレシピです。
魚料理は面倒なイメージがありますが、今回は簡単な方法でやってみましょう。
材料
2人分の材料です。
- ご飯:お茶碗2〜3杯分
- イワシ:2~3尾
- お湯:適量
- お酒:少々
- 枝豆:25~30粒(10さや程度)今回は冷凍を使いました。
- お好きなピクルス:適量
- 大葉:1~2枚
- 白ごま:適量
◯すし酢
- リンゴ酢:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- 塩:小さじ1/2
作り方
1.イワシの頭と尻尾を切り落として、ぶつ切りにします。
2.イワシの腹側を包丁で切り、内臓を取ります。
内臓を取る時は骨に気をつけてください。スプーンを使うと取りやすいです。
3.お湯を沸かしてお酒を入れ、イワシを入れます。
4.3分くらいするとまた温度が上がってきますので、沸騰する直前で火を止めて2分ほど放置します。
3・4の工程がいわゆる「湯煮(ゆに)」といわれるものです。フライパンや片手鍋でかまいません。グツグツ煮るのではなく、ゆっくり火を通すイメージです。お酒で臭みが取れて、食感がふわふわになります。これにポン酢をかけるだけでも立派な料理になりますね。
5.イワシはお湯からあげたら、キッチンペーパーなどでしっかり水気を取ります。
6.耐熱カップにリンゴ酢・砂糖・塩を入れてよく混ぜて、レンジで30秒熱し、すし酢を作ります。
7.ご飯に6で作ったすし酢をかけよく混ぜ、ふきんなどをかぶせて粗熱を取ります。
盛り付け
- まず酢飯を盛ります。
- 解凍した枝豆と適当な大きさに切ったピクルスを盛り付けます。
枝豆のかわりに、ブロッコリーやパプリカなども使えます。ピクルスはお好みで。今回は黒豆のピクルスと、カリフラワーのピクルスを使いました。
- 中央にイワシを盛ります。
- みじん切りにした大葉、白ごまの順にふりかけます。
完成!
一般的なちらし寿司とはなんとなく違いますが、酢飯を敷いて具をちらしていますからこれも立派な?ちらし寿司です。イワシはとくに味付けをしていませんが、酢飯やピクルスと食べると丁度いいと思います。塩気が足りない場合は調節してください。
おまけ
生のイワシで新鮮なものが手に入らなかったり、イワシの湯煮は少し面倒だなと思ったら缶詰のイワシのかば焼きを使うのもいいですよ。甘辛のかば焼きのたれにさっぱり酢飯も合います。すし酢がおいしく作れるかなと少し不安ならば、お酢にピクルス液を少し足してレンジでチンすると大きく失敗はしません。
と、いうことは…?
冷凍ご飯と、イワシやサバの缶詰、ピクルスがあればこの料理をアレンジしたものがすぐ作れます。
ピクルスもピクルス液も一緒に、レンジで温めたごはんと混ぜます。そこに缶詰のお魚を乗せて、ゴマをパラパラ。10分もあれば完成です。忙しい時には簡単にできる方法で、時間や手間をかける余裕があったらじっくりていねいに。自分の体調などと相談して、うまく使い分けてみてください。
それでは、ごちそうさまゆげ!
自分とはなにか、生きるとはなにか、カブトガニはカニか。迷い戸惑う40代。3人家族(自分以外には人間1柴犬1)で「そこそこ楽しく暮らす」がモットー。
チャリティーコーヒー「まゆげコーヒー」店長。