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毎日離乳食の献立を考えるのは大変!!
大人の食事の材料からも、賢く調理をすれば離乳食(取り分け離乳食)を作ることができます。
今回は八宝菜の取り分け離乳食へのアレンジレシピをご紹介します。
本格八宝菜(大人用)
本格八宝菜材料
- 白菜:150g
- 豚肉:100g
- 人参:50g
- 玉ねぎ:50g
- 椎茸:20g
- たけのこ(水煮):40g
- ★水:200cc
- ★鶏ガラスープの素:10g
- ★砂糖:5cc
- ★醤油:5cc
- ★酒:15cc
- 水溶き片栗粉:15cc
- ごま油:15g
- 塩コショウ:少々(大人用)
ポイント
白菜の芯の部分はあらかじめ削ぎ切りをして、大人用にしてください。
お子様には柔らかな葉先が食べやすくおすすめです。
コショウは離乳食には使用せず、大人用に使用してください。
作り方
- 白菜は1㎝幅に、人参はいちょう切りにして、電子レンジで2分間程柔らかくなるまで加熱する。玉ねぎ、しいたけ、豚肉は食べやすい大きさに切っておく。たけのこ水煮は開封しさっと水洗いしておく。
1-2. 離乳食初期用「白菜と人参のとろとろ煮」・離乳食中期用「白菜のトロトロうどん」・離乳食後期用「冬野菜のあったかうどん」の具材はここで取り分けておきます。
取り分け後、玉ねぎ、しいたけ、豚肉は食べやすい大きさに切っておく。たけのこ水煮は開封しさっと水洗いしておく。 - ★の調味料と水を合わせておく。
- フライパンにごま油をひき、豚肉を炒め、火が通ったら他の具材を入れ、玉ねぎがしんなりするまで炒める。
3-2. 離乳食完了期用「八宝菜丼」の具材を取り分けておきます。大人用八宝菜にはお好みで塩コショウを加える。 - 合わせておいた★をよくかき混ぜ、フライパンに注ぎ、沸騰するまで炒める。
- 弱火にし、水溶き片栗粉を少しずつまわしかけ、中火で1分間炒める。
取り分け離乳食案1「白菜と人参のとろとろ煮」(離乳食初期)
材料
- 白菜:大人用八宝菜①で加熱した後、縦横に細かく刻んで小さじ2
- 人参:大人用八宝菜①で加熱した後、なめらかにすりつぶして小さじ2
- だし汁:大さじ2
- 水溶き片栗粉:小さじ1
作り方
- 鍋に野菜とだし汁を入れ、白菜が柔らかくなるまで煮込む。
- 片栗粉でとろみをつける。
取り分け離乳食案2「白菜のトロトロうどん」(離乳食中期)
材料
- 白菜:大人用八宝菜①で加熱した後、細かく刻んで大さじ1弱
- 人参:大人用八宝菜①で加熱した後、3mmほどに切り、粗くつぶして大さじ1弱
- だし汁:大さじ2
- うどん(ゆで):みじん切りにしたものを10g
作り方
- 鍋に野菜とだし汁を入れ、柔らかくなるまで煮込む。
- 水が少なくなったら、水を少し加えうどんを加えてくだくだになるまで煮込む。
取り分け離乳食案3「冬野菜のあったかうどん」(離乳食後期)
材料
- 白菜:大人用八宝菜①で加熱した後、5mmほどの粗みじんに切り大さじ1
- 人参:大人用八宝菜①で加熱した後、5mmほどに切り大さじ1
- 豚肉:お好みで適量を、1㎝角に切る
- だし汁:大さじ2
- うどん(ゆで):1㎝の長さに切ったもの15g
- 醤油:小さじ1/3
- 水溶き片栗粉:小さじ1
作り方
- 鍋に野菜と豚肉、だし汁を入れて、柔らかくなるまで煮込む。
- 豚肉に火が十分に通り、野菜が柔らかくなったらうどんを加え更に煮込む。
- 醤油で味付けをして、水溶き片栗粉でとろみをつける。
取り分け離乳食案4「八宝菜丼」(離乳食完了期)
材料
- 大人用八宝菜③からたけのこ以外の食材を取り分け、1㎝ほどに刻む:25g
- 水:大さじ2
- ★合わせ調味料:小さじ1強
- 水溶き片栗粉:小さじ1程度
- ごはん(柔らかめ):70g
作り方
- 鍋に具材と水を入れて、柔らかく、なじむまで煮込む。
- ★の合わせ調味料を、大人用八宝菜から取り分け、鍋に入れ混ぜ合わせる。
- 弱火にして水溶き片栗粉をまわしかけ、1分間加熱しとろみをつける。
- ごはんにのせる。
忙しい中で大人の食事も赤ちゃんの離乳食も準備するのは大変ですよね。
大人ごはんをアレンジした取り分け離乳食レシピがお役に立てたら嬉しいです。
この記事を書いてくれたのは
KBCほいくえん大井町 管理栄養士
岡島 万智(おかじま まち)さん
KBCほいくえんは、東急グループの企業主導型保育園。学童保育のノウハウを活かし、子どもの『社会につながる人間力』を育み、保護者が安心して便利に利用することができる保育園です。