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僕は世田谷で個人カフェを営む傍ら、植栽の仕事を行い、自分で家をリフォームしたりおもちゃを作ったりとDIYも楽しんでいる。娘も産まれて、にぎやかな毎日だ。
早いもので娘はもう1歳半。僕の周りで走り回ってる。
彼女が歩き始めたら庭でたくさん遊べたらいいなぁと、産まれる前に庭に芝生を植えた。
最初は順調に育っていたんだけど、日当たりがあまり良くないうちの庭では上手く育たなかった。
それでは、と最近流行ってきた芝生より耐陰性の強い「クラピア」を植えてみたが、それでもダメだった。
やっぱり植物には日光は大事なんだなぁ。
さて、それではどうしようと考えた結果、人工芝を敷くことにした。
人工芝のメリット・デメリット
最近の人工芝は、以前の真緑でリアル感の無かった「ザ・人工芝」という感じではなく、枯れ芝の色など4種類の芝を混ぜたりしていて随分とリアリティ感が増してきた。
見栄えは天然芝と遜色ないのに手入れをしなくていいというメリットがある。
僕のおすすめはホームセンター「カインズ」の人工芝。使用していてもヘタリにくく、耐久性が高いんだ。
デメリットがあるとしたら費用の面だ。天然芝に比べると3倍から4倍ほどかかる。安い人工芝などはそこまでいかないけど、質を求めると価格は上がる。どの人工芝を選ぶかは好みだと思うけど、僕はやはり質が良く見栄えの良い人工芝をおすすめする。
ちなみに人工芝の耐久性は5年から10年と言われていて、その点も少しデメリットになるかもしれないけど、めんどくさがり屋な人は手入れをしなくていいってのは、いいかもね。
用意するもの
- 人工芝
- U字ピン(人工芝購入時に付属されてることが多い)
- 防草シート
- ハサミ
- 金槌
- 土ならし用:レーキ(トンボ) ※無ければ適当な板でもOK
人工芝の敷き方
人工芝の敷き方はいたって簡単。
まずは庭の土慣らし。凸凹だと人工芝が波打ってしまって格好が悪いのだ。
土のならし方もいくつかある。
どちらかの方向に緩やかに傾斜を作るか、真ん中を盛り上げて両サイドを少し低くして傾斜を作るという方法だ。これは天然芝を敷くときも同じで、水捌けを良くするために行う。
ならしが終わったら人工芝を敷いていく。人工芝によっては土の上にそのまま敷いても良いが、僕は念のため防草シートを敷いてから人工芝を敷いた。防草シートを敷くと、より雑草が生えるのを抑制してくれるのだ。
※人工芝の種類によって防草シートが必須の場合もある。
あとは形に合わせてハサミなどで切りながら敷いていき、敷き終わったら人工芝にU字ピンを1m間隔で打って固定していく。
完成!
ちなみに2m×10mの庭で、掛かった費用は防草シートと合わせて5万円ほど。
今まで土や枯れかけた芝だった庭が見違えるほどよくなった。
これで娘もたくさん走り回れるなあ。
雑草で荒れ放題な庭に困ってる方、一度人工芝を検討してみては!?
新米パパの気ままにDIYシリーズ
大学時代に学んだ林学や山岳部での活動を通じ、カヌーや登山などの屋外スポーツやアウトドアライフを広める活動をしている。
イタリアンレストランで修行した経験を活かし、現在は世田谷区に民家を改造した予約・貸し切り制のカフェ「しゅとカフェ」を営む。
他、雑誌「PEAKS」「ランドネ」の山ごはんレシピの考案や商業施設イベントでのフードコーディネートを担当。
【趣味】
- DIY
- 楽器演奏。
- 自転車や徒歩で日本のみならず世界各国へ旅をすること。