Contents
東急線沿線で、知っていたら自慢できるお店情報をお届け!今回は自由が丘にあるコロッケとクラフトコーラのお店をご紹介します。
◼︎八百屋さんが手がけるこだわり野菜のコロッケ
お肉屋さんのコロッケなら普通にあるけど八百屋さんのコロッケってなかなか聞かないですよね。
2022年11月「トレインチ自由が丘」内にオープンした「yaoyano(ヤオヤノ) jiyugaoka」。
八百屋さんが手がけるコロッケと、こだわりのクラフトコーラの実食レポートをお届けします。
八百屋さんならではのこだわり野菜が入ったコロッケを揚げたて熱々で食べられるのが一番の魅力。
定番の「きほんのじゃがいも」や「とうもろこしクリーム」のほかに、季節によってメニューがプラスされます。
◼︎野菜が盛りだくさんのコロッケプレート
店内で「やおやのランチ:コロッケプレート」をいただきました。
コロッケ2個は「きほんのじゃがいも」とお好きなコロッケを選ぶことができます。デリ4種とライス付きで野菜もしっかり摂れる満足メニュー。
コロッケ2個だと少し多い方には、「コロッケプレート(ライト)」というコロッケ1個のメニューもあります。ライトのコロッケはお好きなものを選ぶことができます。
コロッケが主役。八百屋さんですから新鮮な野菜も十分に楽しめるところが嬉しいですね。
◼︎お芋がぎっしり詰まった「きほんのじゃがいも」
まずは「きほんのじゃがいも」をいただきます。北海道産の男爵芋がぎっしり詰まっています。ほかのコロッケと比べると、こんもり丸みを帯びていてちょっと大きめ。
せっかくなので半分はソースなしでいただくことにしました。
衣が薄くてカリッと揚がっています。中のお芋はホクホクでクリーミー。シンプルな味付けだからこそジャガイモの甘みが際立つ一品。単品でどれにしようか迷ったら間違いなくオススメします。
揚げたての熱々コロッケを頬張る何とも贅沢で幸せな瞬間です。
店内のカウンターにはソースが置かれていて、お好みのソースを自由にかけることができます。
残り半分にはソースをかけていただいてみました。私は「ナチュラルフルーツソース」をチョイス。爽やかでフルーティーな酸味の強いソースは、クリーミーなコロッケと相性抜群。
ソースを自分で選べるのもいいですね。店内ではどれにしようかな〜と楽しそうな会話も聞こえてきました。
◼︎まるでスイーツ !「幻の栗マロンかぼちゃ」コロッケ
「きほんのじゃがいも」と一緒に選んだコロッケは「幻の栗マロンかぼちゃ」。
一般のスーパーなどではなかなかお目にかかれない貴重な野菜のコロッケを食べることができるのも「yaoyano jiyugaoka」の魅力。幻の栗マロンかぼちゃもそのひとつです。
とても甘みが強くて濃厚なお味。栽培が難しく市場にはあまり出回っていない栗マロンかぼちゃをコロッケとして食べられるのは贅沢な限りです。
この甘みを楽しむにはソースをかけずにそのままいただくのがオススメ。
スイーツのような感覚で、後半に食べるのもいいですね。
写真は半分にカットしていますが、元はドーナツ状のかわいらしい形をしています。
◼︎彩り豊かな4種のデリとライスにもこだわり
八百屋さんが手がけるお店なのでデリの野菜も新鮮で彩り豊か。
季節や仕入れによって内容が変わります。以前は3種でしたがもう一種加わり、より華やかなデリとなりました。
取材当日の内容は
・グリーンサラダ
・人参のラペ
・ツナサラダ
・ひよこ豆の素揚げ
しっとりした食感とスパイシーな味わいの「ひよこ豆の素揚げ」。なんとなく癖になる、あとを引くお味。ハーブソルトを使用しているそうです。お酒を飲まれる方にはおつまみにもいいのでは?
サイドメニューとしても単品で400円(税抜)で提供されています。
ライスは古代米(黒)を使用。農薬や化学肥料をいっさい使わずに育てられたお米だそう。
もちっとしていてほんのり甘みもあるお米。からだにも良さそうですね。
以前のコロッケプレートにはピタパンが付いていましたが、より満足していただけるようライスに変更したそう。
ランチにライスかパンを選ぶ時、ほぼライスを選ぶ私にとっては嬉しい変更です。
◼︎クラフトコーラのセットをテイクアウト
「yaoyano jiyugaoka」のもうひとつの看板メニューが「やおやのクラフトコーラ」。コロッケが引き立つよう特別にブレンドされたコーラです。15種類以上のスパイスやフルーツ等を配合して作っているそう。
コーラに入っているスパイスはコロッケのソースと似ているというから驚きです。
コロッケとコーラの相性がいいのも無理ないですね。
スパイスは季節によって変えているとのこと。ツンとくるスパイスの芳醇な香りと炭酸のシュワシュワは清涼感たっぷり。飲んだ瞬間思わず「美味しい!」と叫んでいました。
その日によって味が微妙に違うそうで、そのあたりは自家製ならではですね。普段味わうことのない刺激的なコーラの味を楽しむことができます。
テイクアウトのコロッケは愛らしいキャラクター“coroちゃん”が描かれた包み紙に入れてくれます。
テイクアウトのコロッケは「じんごえもんいも」にしました。
甚五右エ門芋(じんごえもんいも)とは室町時代から代々受け継がれてきた山形の伝承野菜です。
一般の里芋よりも作るのが難しいそう。そんな歴史のある芋をコロッケとして食べることができるのも「yaoyano jiyugaoka」の魅力です。
とても粘り気が強いのが特徴。確かにねっとりとしていて、味もしっかり目についています。里芋は型くずれがしにくくコロッケに向いているとか。どことなく和風感漂うコロッケで親しみを感じる味です。
おうちで温め直す場合はオーブンかトースター(200℃)で3-5分。トースターをご利用の際には、コロッケの上にアルミホイルをかぶせるのがおいしい召し上がり方です。
◼︎時間制限なしのランチメニュー
「やおやのランチ」というメニュー名ですが、時間制限はなく終日このセットをいただくことができます。
「コロッケプレート」の他に「コロッケ&ベジカレー(1,091円/税抜)」や「コロッケサンドプレート(982円/税抜)」もあり、どれも気軽に楽しめるメニュー。
「やさいスムージー(600円/税抜)」など、八百屋さんならではのドリンクも魅力的です。
◼︎気分が上がるポップな店内
グリーンとオレンジのビタミンカラーが元気になれるポップな店内。つい立ち寄ってみたい気分になります。
ランチの時間帯までは店内利用、夕方以降になるとテイクアウトのお客さまが多くなるそう。
テラス席も用意されていますので、お天気の良い日に外でのランチもオススメです。
食べ歩きにもぴったりなコロッケ。コロッケを食べながら自由が丘をお散歩するのもいいですね。
(取材年月:2023年4月)
yaoyano jiyugaoka
■住所
東京都世田谷区奥沢5丁目42−3 トレインチ自由が丘 1F
■電話番号
080-3583-8318
■URL
https://yaoyano.com/
■アクセス
東急東横線 自由が丘駅南口より徒歩2分
※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
東横線日吉在住20年以上。お店探し大好き。
東急線沿線で訪れたお店は500店以上。人気店から隠れた名店までどんどん紹介します!