独自調合のスパイスで勝負！「Curry Studio　Y’s Kitchen」

■人気メニューの一部をご紹介

Y’s Kitchenのカレーは、10種類のスパイスを配合してそれぞれのカレーに使っていきます。スパイスは外部から購入していますが、野菜類の仕入れは青果からなので新鮮そのもの。ご紹介するチキン＆ビーフのような2種類入ったメニューは通常カレーが少なめですが、ここのカレーはしっかりボリュームがありました。また、カレーうどんにはライスと粉チーズを入れてリゾットにもできるので、メニューに載っている以上の楽しみ方ができてしまいます。

人気の2種類のカレーを楽しめる「チキン＆ビーフ」（750円）

• 

• 

• 

チキンカレーはルーを全く使わず、スパイスのみを調合して作っているカレー。チキンを白ワインでじっくり煮込み、その白湯スープ的なものを併せて煮込んだカレーは辛味が強いスパイシーな一品。辛党はチリペッパーを入れるとさらなる辛さを楽しめます。また、粉チーズを入れると味がまろやかになります。

ビーフカレーは牛肉を赤ワインで煮込んでその煮汁も全て入れて、ビーフシチューと近い感じで作ったもの。辛いものが苦手な人や子どもでも食べられる、蜂蜜が入った優しい味付けになっています。

豆乳ラッシー（300円）

以前は普通のラッシーだけだったそうですが、「豆乳で作ったらいいんじゃないの？」というノリで生まれたドリンク。牛乳は一滴も使わず、豆乳を使っています。これがまたかなりの濃度があるラッシーで、プレミアム感あふれる喉越し。特濃豆乳ラッシーでした。

■「要望と言う名の無茶振り」

こちらが変わっているのは、カレーライス店でありながらカツ丼もラインナップにあるところ。しかもこの経緯が「常連さんに頼まれてカツ丼を作ってみたら美味しくて人気になり、メニューに載せた」というものなのです。フットワークが軽いと言うかなんと言うか、「お客さんからの要望には応えたい」という部分が色濃くあるのでしょう。例えば「ナゲット食いたい！」と言われた時には、「マ◯◯ナゲットはソースが決め手」と考えて、あのマスタードソースをそのまま自作してしまったのだとか。これがすべて独学だというのだから驚きます。

「誰かの要望と言う名の無茶振り」に応える形で様々なものにチャレンジして開拓しているY’s Kitchen。「唐揚げとご飯もらっていい？」「とんかつ定食！」なんて声にも対応してきました。　……ここカレー屋さんですよ？　ちなみにカツ丼はカツカレーにもカツ丼にカレーをかける「カツ丼」カレーにもできるので、要望を伝えてみるのもいいでしょう。

■独学の挑戦は続く

「お客さんの要望に極力応える」スタンスの小椋さん。最初は＋100円だった大盛りも「それで喜んでもらえるなら」と無料にしました。そんなお店だから、常連さんが具材を持ち寄って鍋パーティーを開催……ふぐを持ってきて捌いてくれたり、白子や牡蠣を持ってきてくれたりと、気軽に人が集まってきます。独学で始まったフロンティアスピリッツは、これからも続いていくことでしょう。

■店舗データ

【住所】	神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1　川崎市中央卸売北部市場内3階食堂街
【電話番号】	044-750-8948
【営業時間】	7:00～14:00（閉店時間は目安）
【定休日】	日曜日・水曜日（他、市場のカレンダーに準ずる）
【HP】	Instagram

※ 予約OK、夜も人数次第で応相談。どんな料理がいいか伝えましょう。
※ 子ども連れ、ファミリー歓迎。
※ 喫煙可、駐車場あり。

■バスでの行き方はこちら

【宮前平駅】 宮04、宮05、生01は、時間によって1番／4番乗り場に変動します。	「宮04」の「鷲ヶ峰営業所前行」に乗車して、「北部市場前」バス停降車。ただしやや本数が少なめです。
	「生01」の「生田駅行」や、「宮05」の「聖マリアンナ医科大学前行」に乗車して、「清水台」バス停で降車。バス路線沿いに西へ8分ほど歩き、北部市場北門から入場します。（「清水台」は溝の口駅からのバス路線もある、本数の多いバス停です）
【たまプラーザ駅】	地下にある3番バス乗り場から、「た41」の「虹が丘営業所行」に乗車、「平津三叉路」バス停で降車して住宅街と公園を抜け、徒歩10分で北部市場南門に到着します。本数はかなり多めですが、徒歩での時間も考慮しましょう。
【あざみ野駅】	「向11」の「向ケ丘遊園駅行」に乗車して、「南水沢」バス停で降車。南門まで徒歩1分という近さです。

• 

• 

• 

• 

※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。